ニュージーランドと日本では、バスの運転手さんの雰囲気が違うなと思ったことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、日本の運転手さんに比べるとニュージーランドの運転手さんのほうが親しみやすい印象があります。
この記事では、ニュージーランドで体験したバスの運転手さんのことや日本の運転手さんのことを書きました。
ニュージーランドのバスの運転手さんにはどんな人がいるのか気になる方は是非ご覧ください。
バスの運転手さんとの挨拶
NZでは、バスに乗車する時に運転手さんと挨拶をかわします。
私は週に5日、通勤でバスを利用していました。乗車時は、運転手席の真横のドアを開けてくれます。運転手さんと目を合わせて挨拶をして乗車するのです。
ニュージーランドのオークランド・ノースショアで生活していた頃は、バスの乗り降りの際に必ず運転手さんと挨拶を交わしていました。
バスの乗り口は運転席付近か後部からで、乗る人が近いドアを運転手さんが開けてくれます。
バスに乗る時に『Hi やぁ』や『Good morning おはよう』などの挨拶です!
これは私に限ったことではなく、運転手さんはバスの利用者ほぼ全員と挨拶をかわすのです。
後部のドアの出入りでも鏡ごしに乗降車の様子をみています。なので、バックミラーを覗き込めば運転手さんと目が合います。
降車の際には『Thank you!』など運転手さんにお礼を言っていました。
すると、親切な運転手さんは『Have a nice day 良い1日を〜』や『Thank you ありがとう』『Good night おやすみ』などと言葉を返してくれる方も結構いました。
学生から社会人、老若男女の乗り降りするほとんどの乗客が運転手さんに挨拶しているのに気づいた時は、素晴らしい!となんだかほっこりして感動しました。
金曜日に聞ける運転手さんの陽気な歌声
とても印象深く記憶しているのは、金曜日の朝に歌う陽気な運転手さんの歌声です。
『Happy Friday♩』と歌っていました。運転手さんがバスの中で歌っている光景を2回見ました。
その歌を朝から聞いた日は、日中それを思い出し笑顔になりました。
週末の金曜日に、「今日頑張れば明日休みだよ〜!」と喜んでいているのが伝わってきました。
もちろん、こんな陽気な運転手さんばかりではありません。
でも、先日日本で久しぶりにバスに乗った時には、乗客が乗降車時も無言で過ぎ去り寂しい印象をもちました。
日本で『Happy Friday』なんて歌ったら場違いなのかな?海外だから陽気な運転手さんが似合うのかなぁ?とふと思いました。
ニュージーランドでバスを利用して、バスの運転手さんとのわずかな交流を楽しんでいた私は、寂しかったのかもしれません。でも、そんな交流が日本でもできたら嬉しいなと思いました。
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