ニュージーランドへワーホリに行く際に必要となるのがワーキングホリデービザです。
ワーキングホリデービザ取得にあたり「ワーホリに行きたい!けど申請は難しそう」「ワーホリビザ申請は簡単にできないかな」なんて思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
大丈夫です!私もビザ申請前はなにもわからない状態で不安しかありませんでしたが、やってみたらオンライン申請で意外と簡単でした!私は、日数でいうと3、4日かかりましたが1日の作業時間は30分程度なので、実際にかかった時間はトータルで2時間ほどです。
この記事ではビザ申請方法や申請にかかる費用、ワーホリビザ取得に必須な健康診断の内容や手順、注意事項などを詳しく書いています。2019年8月現在の最新の情報をお届けいたします。不安に思っている方はぜひ読んでみてください。
ワーホリビザを取得すれば楽しいニュージーランドライフにグッと近づきます!
ニュージーランドのワーホリビザ(査証)申請方法は簡単WEB申請のみ!
ワーホリビザの申請はWEB申請です!ユーザー登録をし、必要事項を入力し申請すればOKです。
※NZ移民局ホームページからのみ申請できます。

英語表記なので不安になるかもしれませんが、英語が苦手だった私は最初苦戦し戸惑いましたが、PCについている翻訳機能がとても役立ちました。また、海外に行くのだから準備だと思い少しずつ調べたりして解決しました。そのくらい英語が苦手な人でも大丈夫です。
ワーキングホリデーは、海外で『暮らす』『学ぶ』『働く』ことができるとても便利なシステムです。このシステムを利用してワーキングホリデービザを取得すれば、海外で生活しながら旅行(観光)ができたり語学や専門的な知識を学べたり、旅行(観光)するために必要なお金を確保できるよう働けたりと、とっても有益でお得なためすごく人気があります。
ニュージーランドのワーホリビザ申請はネットでの必要項目の入力と、指定された病院での健康診断を受けるのみなので簡単です。
ニュージーランドワーホリビザ申請条件とは?
ワーホリビザ申請には、日本国籍の方ということを前提にその他いくつかの条件があります。
1・年齢
18歳以上31歳未満の人が申請可能です。
18歳になってから31歳になるまでに申請をしなければいけません。
私の場合5月にオンライン申請をし、健康診断を受けてから約2週間後にワーキングホリデービザが発給されました。健康診断の1週間前に申請をしていますので、申請からは約3週間かかりました。申請から発給までに1ヶ月かかったという友人たちの話から、渡航予定の2ヶ月以上前の申請が望ましいと思います。
また、30歳10ヶ月くらいまでが申請の最終ラインといえそうですが、申請のアクセスが重なり混むと発給が遅れることが考えられますので念のため早めの申請をおすすめします。
2・パスポート
ニュージーランド入国時に、パスポートの有効期限が15ヶ月以上残っていなければいけません。
3・滞在中の資金
滞在期間中の生活費として必要な最低限の資金(NZ$4,200)を所持しておく必要があります。
※NZ$4,200=日本円で294,000円(NZ$1=70円として計算)
また、日本への有効な往復航空チケット、もしくは日本に帰国するための航空券の購入資金も必要となります。ワーキングホリデーの場合片道航空券での渡航が可能ですが、その場合帰りの航空券の購入資金を持っているか確認されることがあるようです。
4・その他の条件
その他の条件として以下の規定があります。
・日本国籍であること
・心身ともに健康であること
・過去にニュージーランドのワーキングホリデービザを取得したことがないこと
・独身者または既婚者であっても子供が同行しないこと
・犯罪歴がないこと
※最新情報はNZ移民局ホームページ(日本のワーホリビザ申請条件)でご確認ください。

ニュージーランドのワーホリビザ申請にかかる費用は無料ではなくなった!
NZのワーホリビザ申請はインターネットを通じてオンラインからの申請です。
申請にかかる費用は無料ですが、2019年7月から新規定により環境税35ドル(2,450円)が徴収されることとなりました。
NZ国内で申請をされる場合は申請料245ドルと、環境税35ドルの計280ドル(19,600円)かかります。※NZ$1=70円で計算
(お支払いはVisaもしくはMastercardいずれかのクレジットカードのみです。)
私がワーホリに行った際は以前の規定により環境税はかかりませんでした。地球温暖化などの自然破壊を防ぐため、自然を守るための35ドルと思えば高くはないかもしれません。
ニュージーランドのワーホリビザ必須の健康診断の内容は?
1.ニュージーランド移民局からの指定病院
健康診断は、ニュージーランド移民局から指定された病院を受診する必要があります。
現在、日本国内で指定病院があるのは北海道・東京・大阪・兵庫・福岡の5つの都道府県で、6医院です。
指定病院の最新情報はこちらでご確認ください。
どちらの医院も完全予約制となりますので事前に予約を取りましょう。
詳しくは、それぞれの病院HPでご確認ください。
北海道
札幌市東区北27条東8-1-15
tel:011-722-1166
東京
<聖母病院>
東京都新宿区中落合2-5-1
tel:03-3951-1117 (休診の場合 03-3951-1499)
東京都港区芝公園3-4-30 32芝公園ビル2F
tel:03-3432-5181
大阪
<大阪回生病院>
大阪府大阪市淀川区宮原1-6-10
tel:06-6393-8069
兵庫
<神戸海星病院>
兵庫県神戸市灘区篠原北町3-11-15
tel:078-871-5201
福岡
福岡県福岡市中央区大名2-4-7
tel:092-761-2544(代) ガイダンス番号:選択1→選択3
2.検査はX線検査のみ!
基本的にはX線検査のみです!(INZ1096)
ですが、ビザのオンライン申請の健康ページの内容によっては、血液検査をふくむGeneral Medical Certificate(INZ1007、1201)を指定されることもあります。
私の場合はX線検査のみでした。指定されている都内の病院に事前に予約をしていきましたが病院内は少し混雑していました。予約の時間前に到着し、レントゲン撮影自体は15分程度で終わり、お会計して帰るまで1時間程度で病院を出たと記憶しています。時間に余裕をもって受診してください。
3.健康診断の費用はいくらかかる?
検査費用は病院によって1〜2万円程度と異なりますので、予約時に病院へご確認ください。
4.健康診断受診後はどうしたらいいの?
診断結果は、指定医が移民局へ提出します。
※受診後必ずNZER numberをお受け取りください。移民局からNZER numberの提出を求められることがあります。
ビザ申請者が診断書を受け取ることもないので、受診後はワーキングホリデービザの発給を待つのみです。
申請、健診が終了しひと段落といったところで少しホッとしたのを覚えています。とはいいつつ、大丈夫かなと心配性の私は連絡がくるまで不安でした。発給された旨の連絡がきたのは、健診から約2週間後のことでした。
ニュージーランドワーホリビザ申請に必要なものとは?
ワーホリビザ申請に必要なものは、パスポートと身分証明書(運転免許証・健康保険証)、クレジットカードのみです。
ニュージーランドワーホリビザ申請手順の注意点
ビザを取得するにはあれこれ書類が必要なのではないかと思いがちですが、基本的にはネットでオンライン申請をして、指定された病院に健康診断を受診しに行くだけなので簡単です。
ですが、見落としがちな注意点が1つあります。
ニュージーランドワーホリビザ申請時のオンライン申請をする期日に注意をすることです。「オンライン申請後、15日以内に健康診断書を提出する」という規定があります。
ビザ申請後に健康診断を受診した際、診断書は病院が提出してくれますが、タイミングが合わないと申請から15日を経過してしまう場合があるからです。その点に注意して手順に沿って注意点を読んでみてください。
ニュージーランドワーホリビザ申請手順の注意点と流れ
① 健康診断の予約日を確保する
指定病院の数が少ないため時期によっては混雑することがあります。
まず、電話をして直近で予約が取れる日を確認することをおすすめします。
予約日に合わせてオンライン申請をする必要があるためです。
(健康診断書の提出は、オンライン申請後15日以内!という規定のため)
電話予約の際に健康診断の種類を訊かれたら「胸部レントゲンのみ」などと答えます。
② オンライン申請の手続きをする
NZ移民局ホームページよりユーザー登録をし、オンライン申請の必要事項を入力だけして申請の準備をしておきます。予約日の1週間ほど前になったら【申請ボタン】をクリックし、最後の宣誓ページへと進み申請を完了してください。
1週間後の予約の空きがありすぐに健康診断を受けられる場合は、上記の移民局サイトからユーザーネームとパスワードを使ってログイン →速やかに必要事項を入力→【申請ボタン】をクリック→最後の宣誓ページへと進み申請を完了してください。
③ 申請後に決定する健康診断の種類を確認する
ビザ申請後に移民局から自動返信メールが届きます。このメールで健康診断の内容が確定します。
メールの内容に『Chest X-ray Certificate』『1007』『INZ1096』のいづれかの文字が入っていることを確認しましょう。
私の場合は申請直後に返信メールが届きました。メールがこない場合、迷惑メールボックスに入っていないか確認してください。
健康診断受診後に手違いで、移民局から健康診断を受けるようメールがくることもあるようですが、その場合はスルーして大丈夫です。
私もそうでしたがほとんどの方が胸部レントゲンのみですが、申請時の健康状態によっては健康診断で『1007』の血液検査が必要になる方がいます。
④ NZER numberを控える
健康診断後は、病院で必ずNZER numberを聞き、控えておいてください。
なにかトラブルがあった時に必要になる番号です。
⑤ eMedicalからの報告メール受診を確認する
eMedicalから健康診断を受信した数日後にメールが届きます。「NZ移民局への健康診断書の手続きが完了し、NZ移民局への書類送付完了した」などの内容です。
『no abnormal or significant findings』などの文面が入っていれば、健康診断で大きな異常は見つからなかったということです。
⑥ Working Holiday visa発給と受領
健康診断で異常が認められず申請が通れば、早ければ数日でワーキングホリデービザが発給されます。
その他のビザの関係で混雑する時期など、場合によっては数週間からそれ以上かかる場合もあります。移民局からメールが届いていないか、移民局のページにログインしてお知らせが届いていないかをこまめにチェックしてみてください。こちらからもチェックをすることができます。
ワーキングホリデービザを発給したとの内容メールを移民局より受診、もしくはNZ移民局にログインし『View eVisa』の表示があれば、ビザの発給が完了しているので確認しましょう。
ビザはニュージーランド入国時にパスポートと一緒に入国審査官へ提示します。入国時までにそのVisaページは印刷しましょう。念のために予備で二部印刷し、大切に保管しておくことをおすすめします。
⑦ ワーホリビザの猶予は1年間
ワーキングホリデービザは一度取得してしまえば、取得日からニュージーランド入国まで1年間の猶予があります。取得日から1年間、どのタイミングで入国しても大丈夫です。
⑧ ワーホリビザの有効期限は入国日から1年間
ニュージーランド滞在期間は入国日から1年間です。仮に、入国がワーキングホリデービザ取得から半年以上経っていても、入国した日から1年間有効です。
また、ビザの有効期限内であれば日本への一時帰国や他の国への旅行など、ニュージーランド出入国制限はありませんので自由に行動できます。私はワーホリ期間中は一度もニュージーランドから出国しませんでしたが、日本へ一時帰国したりオーストラリアやフィジー、近くに島国へ観光している友人はたくさんいました。
まとめ
ワーホリビザ取得は簡単です。
ご自分のタイミングでニュージーランドへ出発することが可能です。
ワーホリビザを有効活用し楽しいニュージーランドライフを過ごしてください!
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