羊が多い国で有名なニュージーランド。その羊の数は人口の5倍とも言われています。
羊のモコモコした毛皮は衣類に使われたり、お肉やミルクは食用として市場に出回るなど、ニュージーランドの立派な資源となっています。
日本でも羊の肉は食べられていますが、「羊大国のニュージーランドでは羊肉をよく食べているのか」「どんな食べ方をしているのか」気になる方もいるのではないでしょうか。
私は、ニュージーランドに行くまでラム肉を食べたことがありませんでした。
羊肉は「クセがある」と聞いていたので、食べるタイミングを逃していました。
せっかく羊の国に来ているのだからと、ホームパーティーでふるまってもらった時に、初めて口にしました。食べてみたら美味しいこと!大満足でした。それからはホームパーティーの定番メニューとなりました。
今回は、ニュージーランドのワーホリ生活で実際に見てきた羊肉について書きました。

家で簡単に作れる美味しいラム肉料理もご紹介いたしますのでぜひご覧ください!
ニュージーランドではよく羊肉を食べるのか
ニュージーランドのスーパーでは、羊の肉が豚肉や牛肉と並んで売られています。
大きい肉の塊であったり、ひき肉のミンチに混ざっていたり。様々な用途で売られているため、比較的手に入りやすい食材です。
ですが、実際は日本と同じ様に、羊肉よりも鶏肉や豚肉、牛肉のほうが日常的に食べられています。

私が羊肉を食べたのは、主にホームパーティーなど人数が10人程度集まった時でした。大きい塊のラム肉を取り分けるスタイルで食べました。
あまりの美味しさに、ホームパーティーの定番メニューになりました。
スーパーだけではなく、レストランなどでも羊肉のメニューをよく目にします。
羊肉はクセがあって苦手だという方もいらっしゃいますが、調理法によっては臭みが気にならず美味しく食べられます。
写真は、暗くてちょっとわかりにくいですが、スパイスがたっぷりまぶされたマトンのオーブン焼きです。
香辛料がたっぷりついたマトン(成羊肉)。成羊のマトンは仔羊のラムと比べると少しクセがありますが、香辛料で臭みが消えていて美味しくいただけました。

ニュージーランドのレストランで羊肉料理を見かけた際は、ぜひ食べてみてください
家庭でできる!ラム肉の簡単で美味しい食べ方
ニュージーランドのスーパーや精肉店で簡単に手に入る羊肉。ホームパーティーにもおすすめな、お家でできる調理法をご紹介いたします。
ラム肉はオーブンで焼いて美味しくいただく!
ラム肉の調理方法は難しくありません。
ホームパーティーでは、オーブンで焼いたラム(子羊肉)をいただきました。臭みなどはほとんどなく、ジューシーでとても美味しかったです。
ニュージーランドのほとんどの家庭には、オーブンがあります。
スーパーやお肉屋さんでラム肉のブロックを買ってきて、ローズマリーやにんにくと一緒にオーブンで焼くことで肉の臭みがなくなり、家庭でも美味しいラム肉を食べられます。
表面が焼けたラム肉をアルミホイルでまとって休ませます。これでゆっくり中まで火を通します。
ラム肉を切り分けて、食べる分だけ取っていただく。シンプルですがこれが美味しい!
肉汁を使ったグレイビーソースとの相性が抜群!
シンプルに焼いたラム肉には、肉汁を使ったグレイビーソースがとってもよく合います。
オーブンで焼いたラム肉から出た肉汁は、捨ててはいけません!
グレイビーソースといって、肉汁を使って美味しいソースを作ることができるんです。
ラム肉からでた肉汁を火にかけ、小麦粉を少しずつ加えてダマにならないように混ぜます。小麦粉でとろみの調節ができます。それを水で薄めてビーフコンソメを加えて煮詰めればグレイビーソースの完成です。
ここにバターを少量加えてもコクがでて濃厚で美味しくなります。
このラム肉の肉汁を使ったグレービーソースが少しとろみがかって、お肉との相性が抜群に良く、忘れられない味です!
まとめ
日本では、最近羊肉が食べられるお店が増えてきました。
本場のニュージーランドではたくさんの羊肉料理を食べることができます。
大きな羊肉を調理するする際は、焼いた肉汁を使ってグレイビーソースを作って召し上がってみてください。
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